2015年4月1日水曜日

直線AB

中学生の図形の問題を見ていて、ふと思いました。
同位角や錯角を使って直線ABと平行な直線はどれか?というような問題です。

直線ABとは、点Aと点Bを通る線、線分ABとは点Aと点Bを結ぶ線ですよね。
直線AB
ここで、線分ABって何?って聞かれたらどうします?
簡単、図1のような絵を描けばいいですね。
同様に直線ABも図2の絵を描けばよい。

じゃあ、”本物の”線分AB見せてって聞かれたら?
もちろん、図1は本物の線分ABですね。

では、本物の直線ABなら?
図2ということになると思ったけど、ちょっとまてよ。。。!?

図2は”直線ABの一部”にすぎないではないか!
ということは、本物ではない!

お気づきのとおり、宇宙の端から端まで線を引っ張ってもそれは直線ABの一部でしかなく、
したがって目では直線ABは見ることができないのだ。
線分ABは見れるのに、直線ABは見れない。

なんか哲学っぽくて面白いと思ったけど、あほらしって言われそう。

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