すばらしいですね。
今回は有機合成化学の分野で分子と分子を合成するカップリング反応を開発したという偉業です。
私もかつて合成研究を行っていたことがあるのでわかるのですが、この合成を行うという作業は非常に過酷

一度実験を始めると、途中で止められないので徹夜の作業はあたりまえだし、精密な精度が求められるので一滴でも水が入ってしまったらまた最初からだし、手は酸や塩基でただれるし、アルコールなど薬品の匂いで体がおかしくなる人もいるし、朝から晩まで陽の光を見ることもなく、春夏秋冬を感じることもなく研究室に閉じこもり状態だし。
頭を使うことはもちろん、努力と忍耐が求められる研究なのです。
そういう意味では日本人向きかもしれませんね。
こういう研究者が報われて本当に良かったと思います。
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