先日芥川賞、直木賞ダブル受賞が発表されました。
本来なら”へー”で終わってしまうのですけど、今回はちょっと興味惹かれました。
それは、芥川賞を受賞した西村賢太さんでした。
なんか、会見ではむちゃくちゃな感じなのでちょっと受賞作品を調べてみると、「苦役列車」というタイトルで論評がありました。
主人公はその日暮らしの毎日。勉強についていけず中学卒業で高校には行かず、そのくせ人一倍見栄っ張りで多くの同年代の者と同じく大学へ行って普通にしていたかったタイプ。
このような主人公が、どうやって生きて行くのか???なんか興味が惹かれました。
西村賢太さん曰く、ほとんど実体験で、書いていて”なんて自分はダメ人間だろう”と思ったとか。
そんな西村さんも大正時代の貧乏作家・藤澤清造の本を読んで、自分よりダメ人間がいるのかと勇気づけられたみたい。
過去の経歴や家柄、学歴に関係なく、小説の内容で芥川賞が受賞されるというのは、本当に素晴らしいと思いました。
また、これからは西村賢太の小説を読んで励まされる人もいるでしょう[emoji:i-184]
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