2015年4月1日水曜日

核磁気共鳴

分子の構造を分析するのに核磁気共鳴法というのがあります。

物質は原子で構成されていますけど、原子の種類を見ていくとほとんどが、水素、炭素、窒素、酸素で出来ています。
これらの内の一つ、例えば、水素Hに着目して水素の数や位置が解れば、全体の構造も推定することが出来るのです。

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詳細な原理は難しいので省略しますが、水素原子核のわずかなエネルギー差を測定して、個数や位置関係を決めるのです。
こんなことが出来るのですね。

実際には、いろんなタイプの装置がありますが、高性能なのはこのようにUFOのような大型装置となります。
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将来科学者になれば、こんな装置を使うことができるよ。

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