
ザクは性能が劣るため、大気圏で燃え尽きてしまうのです。

さて、なぜザクは燃え尽きてしまったのでしょうか?
装甲の薄いザクは、空気との摩擦に耐えられず燃え尽きてしまったのでしょうか?
検証してみましょう。
中学生には少し難しいのでなんとなくわかればいいです。
高校の化学の授業で、ボイルの法則、シャルルの法則というのを学びます。
ボイルの法則:
気体(理想気体)は、温度一定のとき体積は圧力に反比例する。
つまり、温度一定にして、空気を圧縮すると圧力が大きくなるということ。
シャルルの法則:
気体(理想気体)の体積は、圧力が一定のとき温度(絶対温度)に比例する。
つまり、圧力を一定にして、空気の温度を上げると体積が大きくなるということ。
p:圧力 v:体積 t:温度
pv / t = k (一定) ボイルシャルルの法則
さて、以上から大気圏突入について考えてみると、ザクが地球の重力によって地上に向かって加速していくとき、ザクの全面の空気が圧縮されます。空気が圧縮されると圧力が大きくなります。(ボイルの法則)
圧力上昇に比例して温度が上昇する。(ボイルシャルルの法則)
つまり、空気の断熱圧縮によって生じる熱によって溶けてしまったのです。
空気の摩擦は少ししか効果はないようです。
隕石なんかも4000℃位になるとか。
そりゃ、鋼鉄性のモビルスーツならとけてしまうわ。
しかし、ガンダムの大気圏突入機能はたいしたものだなあ。
”ザクとは違うのだよ、ザクとは!!”
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