2015年4月1日水曜日

哲学のお話7

”何のために人は生きているのか?”

個人個人のこういった思いが相互作用し、それがルソーの言うところの一般意志になるのかな。。。?
なんて考えたりします。
こういった問題を理論的に解明しようというある理論があることがわかりました。

”ゲーム理論”

まさにゲームに勝つための理論です。
ポーカーやチェスなど賭をして勝負に勝つための合理的な方法を、昔の人も考えたようです。
数学の確率を用いるのです。
このゲーム理論、最近では数学だけでなく様々な分野に波及しております。
例えば、生物学。
ダーウィンは種の起源で生物の進化について述べました。
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生物は環境に適応しながら生存競争をして進化する過程をゲーム理論を用いて説明しようとしています。
それ以外にも、脳神経学、経済学、金融学など幅広く応用されております。
そして、社会学にもゲーム理論が使われるようになってきております。
人間の行動、感情を数学の確率で予測しようというものです。
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現実社会で、国と国との交渉などはゲーム理論によって戦略的に進められているようです。
もちろん、すべてがゲーム理論によって説明ができるわけではありませんが、最近のコンピュータの発展をみると、近未来には人間の行動や感情までも、数学によって説明できる時代が来るかもしれません。

”何のために人は生きているのか?”

ゲーム理論によって説明される時代が来るのか???
神のみぞ知るです。
神=思考の想像物=脳=自分
結局、自分のことは自分しかわからないということですね。



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