しかし、雨は降らず気温は30度を超える真夏日が続いたり、まったく梅雨らしくないですね。
今日は久しぶり梅雨らしいお天気ですので、おさらいしましょう。

今日の午前6時の天気図によると、日本海に994hPaの低気圧があって前線が東西に伸びているのがわかります。

1. 寒冷前線
2. 温暖前線
3. 閉塞前線
4. 停滞前線
天気図の通り、この前線は停滞前線ですね。また、この時期では梅雨前線とも言います。
前線の北側の冷たい空気と南側の温かい空気がぶつかり合っているわけです。
もう少し詳細に見てみますと、低気圧の中心で、前線が少し折れ曲がっているのがわかります。
この折れ曲がりを”キンク”と言って、この付近では特に天気が荒れる模様です。
さて、6月にしては暑すぎるので、滋賀県の6月の平均気温を調べてみると、1981年~2010年までの最高気温の平均が25.6度でした。

やっぱり、6月の30度は”暑すぎるでしょ”!
梅雨という現象があるのは、同じ緯度でも中国大陸から日本列島にかけての地域のみのようです。
上空のジェット気流がヒマラヤ山脈にぶつかって2つに分かれ、その間に挟まれる限定地域のみに梅雨が発生するらしいのです。
こういった特殊な地形環境のおかげで、日本列島は明確な四季があり多様な生態系を育んできました。
夏と冬だけではつまらないですね。
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