せっかくハイデルベルク城まで来たのに入れず、せめてドイツ料理でも堪能しようということでレストランを探していると、真っ赤な門構えをした立派なレストランがありました。
中世ヨーロッパの城塞というよりは、日本の神社のようなこのお店、なんと韓国レストランでした!
そして、キムは開口一番、”キムチが食べたい”と!!
そして、得意の韓国語で店員と中に入っていき、気がついたらテーブルに座ってしまいました。
そして韓国ビールで乾杯の後、ユッケとキムチを堪能し、彼は店長とまた長話を始めたのでした。
私は、旅先では現地の食事を堪能することをモットーとしていたので大変不満だったのですが、キムが店長と長話しているので食事代を安くしてもらえるのでは?との期待もあり、ここはキムの顔をたてようと我慢しました。
しかし、あまりに長話をするので、帰りの電車の時間が気になりキムに催促すると、すぐに店をでないと終電に間に合わないと店長に言われ慌てて店を出ました。
そして、食事代はがっつり観光客用の正規料金を払わされたのでした。
キムの無計画ぶりにかなり頭にきていたのですが、終電が気になり急いでタクシーを捕まえました。
ドイツのタクシーは、メルセデス・ベンツのEクラスで、タクシーの中でキムは”ベンツ、ベンツ”と田舎者のようにはしゃいでいました。
そんな彼をみて、ますます腹が立ったのですが、無事帰れることが先決なので我慢しました。
そして、キムが言う最終電車にぎりぎり間に合い、なんとか帰宅の途につくことができたのでした。
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